津田製紐について
About Factory
「三代にわたり、紐を組んで60年」
1956年創業、日本一の霊峰富士山のふもとの静岡県富士市にて、丁寧な職人仕事により品質の高い紐作りを続けてきました。
市内には、同業者が20件以上あったのも、現在は3分の1に。海外での製造委託による価格競争の要求が幾度となくあったが、それに加担せず自社の商品が粗悪になるのを防ぎ、妥協することなく守り続けた。
海外品にシフトせずに、わが社の製品を根強く注文して頂けるお客様もいます。
ものづくりの原点はいつの時代も "人" にある。メイドインジャパンを誇りに持ち、世代も異なる職人たちが集い、想いも技術も共に結びながら紐作りに取り組んでいます。
「手間と時間をかけていいものを」
私たちが一番語りたいこと。
それは形、質感、風合い、どれにもこだわり抜く姿勢を貫くこと。価格競争には陥らない、上質な紐を作り出すこと。
効率的な大量生産ではなく、組目がしっかりと詰まった滑らかで綺麗な仕上がりを大事にしています。
今までより少しでも素晴らしいものをと。
何回も試行錯誤し、やらなければわからないことが問題点や不具合を解決してきた。
それが一人一人の見出した技術力となる。
60年という歳月を経て、少しずつ、少しずつ経験を重ねてまいりました。
だから、ひもを手にする人に、
本当のものづくりの素晴らしさが心から伝わればと思います。
「自分たちの価値観をそのままお客様へ」
自社工場でしかできない生産体制や、工場独自のこだわりを詰め込んだ品質の良い商品を"適正価格" でお客様に提供します。
厳しい目でしっかりと管理され、妥協せず納得のいくものだけが直接お客様の手に届くように。紐だけでなく、そこにある空気感も大切にしたいからできることはすべて工場から自分たちで販売しています。
毎日の暮らしの中でたいせつにしたい「いつものひも」に小さなアクセントを加えて、暮らしをより上質に仕立てる。
津田製紐による新しい暮らしの提案です。